相続で得た不動産を活用出来ないため、相続人同士で売買を行ったケース

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相続時に相続人同士で個人売買を行うケースもあります。相続人であれば、兄弟や親子間がほとんどですので、お互いを知っているという面で仲介業者を利用しないことが多いでしょう。そうした場合でも、物件に合った契約書を作成する事は重要です。お父様からの相続に合わせて個人売買を行ったM様をご紹介します。

M様は、お父様が所有する土地を相続で取得しました。相続人が4名おりましたので、4名の相続人がそれぞれ持ち分を持つ事になります。

しかし、M様以外は既に住居を持っており、お父様の土地の利用希望は誰もありませんでした。M様は住居を所有していませんでしたので、ここの土地を共有者から持ち分を買い取ることで、新しくご自宅を建設することにしました。

相続時に他の相続人の方々に相続放棄を行ってもらう方法もありましたが、これでは他の相続人に資金が全く入りませんので、売買の形式を取る事にしました。共有している持分だけを売買するので、測量を行って分筆する必要もありません。

ご親族間で話がまとまっていたため、当社では契約書のみ作成いたしました。

そのため、私たちにご相談頂いた時は、契約書を作成するところだけをお手伝いするご提案させて頂きました。個人売買を終えたM様は、無事に立派なご自宅を建てられておりました。

お父様も相続人で争いもなく、資産を有効に活用してくれたことをきっと喜んでいらっしゃると思います。


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